鴨鍋〜蕎麦が美味しい
最近ちょくちょく足を伸ばすちょっと都会のスーパーで
鴨が安かった。鴨と言っても畜養されてる合鴨だけど。
4割引。
嬉しいことに脂たっぷりの皮だけも売ってて4割引。
悲しいことに合鴨のつくねなんてレア物があるのにこれは割引ナシ。
更に悲しいことにセリは高い。一束250円くらいする。
ここはケチってはいけないところなので頑張って2束買う。
これは鴨鍋じゃないよ。
皮だけパックを油ひかず低温でゆっくり脂を出してネギと舞茸を炒める。
これがかなり大事だと思う。
鴨(合鴨)の脂はしつこくなく臭みも殆ど感じない。
この脂でコーティングすると普通に鍋つゆに入れるより香ばしい。
脂を絞り出した皮は鍋に入れて出汁取り要員としてもうひと頑張りしてもらう。
皮だけ売ってると出汁用や野菜炒める用に肉を数切れ犠牲にしなくていいから
このスーパーは『わかってるな』と上から目線で感心する。
こんな感じで準備完了。
きりたんぽもなんとなく買ってみた。その代わり豆腐はナシ。
当たり前のように入れてたけど最近、鍋の豆腐って旨いか?
熱いし取る時に崩れるし。
とちょっと鍋スタメンとしての実力を疑うようになった。
出汁トマト。惣菜コーナーで3割引。
美味しそうだから買ってみたけど美味しくなかった。トマトが甘くない。
焼きネギ、舞茸、セリだけでシンプルに。
後半は鴨つくねにきりたんぽ。
鴨つくねは鶏より弾力がある。値段考えたら鶏でいいかな。
きりたんぽは汁をいっぱい吸ってもちろん美味しい。
最後は鴨せいろになる分の肉とネギを残して冷やした蕎麦をつけていただきます。
予め蕎麦を硬めに茹でておいて途中で鍋に食べる分を入れて
温かい蕎麦を食べながら他の具をつつく、というやり方もあるみたい。
やっぱり日本酒がベストマッチ。
銘柄とかどうでもいいけど吟醸じゃない安いやつで辛きゃ辛いほどいい。
行動範囲のスーパーで合鴨売ってる店はどこも結構な確率で
売れ残って割引してるので、もし見つけたら鴨鍋オススメです。
お子様のいるおうちなら、すき焼の牛肉代わりに合鴨入れて
最後は卵でとじて他人丼的にご飯にかけるのも美味しいよ。