市販うなぎの最適解??
スーパーの鰻。
昔はマズかった。ゴムみたいで。
子供がご飯に文句を言ってはいけない。
という一見素晴らしい道徳教育を受けてはいたのだけれど
お願いだからスーパーの鰻だけはやめて。と真顔で母に頼んだ記憶がある。
しかし時は流れ…
保存技術や流通技術が進歩したのかお店で焼き立てには敵わないものの
不味くて食べたくないというレベルは優に超えている。
しかし高い。
中国産で1000円前後、国産なら1500~2000円。
だったら鰻屋で3000~4000円で食べた方が満足感が高い。となる。
まあシールが付いてる物を漁ってくるのがブログのテーマであるように
スーパーの鰻に1500円も払うことはない。中国産も買わない。
小ぶりのを2尾発見。
今年最後の鰻になるだろう。
美味しくなったとはいえ、チンするだけでは味が落ちる。
なのでタレを洗い落としてグリルで焼くとか何度も漬け焼きするとか
買ってくる度に色々と試してみた。
↑こうして工夫して大して報われなかったりそれなりに頑張った。
そして今回、もう手間と味のバランス考えたらこれでイイ!
とひとつの答えにたどり着いた。
焼かない。
研いだお米に水とタレを入れて刻んだ鰻を乗せて炊く。
だけ。
市販のタレは鰻の旨味が染みてないので美味しくない。
と断じたけど関係なし。努力はしない。
パックに山椒と一緒に付いてるタレじゃ全然足りない。
鰻が売り出されてる時に同じコーナーに100円ちょっとで別売してるアレ。
米2合に対しアレを1本入れて2合分の水量になるように炊く。
もしかしたら糖分高いので炊飯中に焦げついて下手したら食べられないかな
と不安はあったけど結果はコレ。
完璧でした。
焦げつかず、薄すぎず濃すぎず。
頑張って漬け焼きとかしてたのがアホらしい。
もちろん炊き込んでるのでパリッとした香ばしさはないけどね。
その代わりふっくら柔らかい鰻ご飯を簡単に食べられた。
最後にコレを食べようと思うとその前を何にするかが難しい。
セットのおでんでごまかした。
ウナ様が控えてるのでおでんなのに大根も卵もナシ。
土鍋から少しずつ取って薬味を乗せたりひつまぶし的に。
写真撮り忘れたけど、
おでんにしたのは最後におでんの出汁茶漬けにしたかったんだよね。
もちろん美味しかったけど緑茶でサッパリもいい。
もう、鰻コジれたからって張り切らない、頑張らない。
タレ買って刻んで炊く。ウチはこれで決まり。