スジがええがね
国産の牛スジを見つけたので当然コジり、この先どう扱われることになっても
コンニャク買っとけば間違いないだろうということで付き添いに。
煮ることは決めたので大根も買った。
スジを下茹で。生姜とネギ、酒で臭みを取りつつここで一気に柔らかくするのだが
この前に一度ただのお湯で生のスジをしばらく煮てアクを出し
水でよく洗っておくと↑のようにもうアクはほとんど出ない。
手抜き好きでもこのひと手間は大事。
ここまでは何も考えずやればいいんだけれども、ここから味を考える。
さっぱり中華風、トマトで洋風、醤油で煮込み、味噌で煮込み…
串に刺す
鍋に生姜、赤味噌、ザラメ、みりんを適当にぶち込み水を張る
あとはコンニャク、大根、ゆで卵やちくわ、厚揚げ達にご参加いただき
茶色い味噌風呂に浸かってゆっくりしてもらう。
前日のガパオの前にここまでやったので1日経って良い色に。
ひたすらこれを食う以外なにもないので大根を切る時に
厚めに剥いた皮を太目に切ってツマミを1品ひねり出す。
他に食べる物いろいろある時は躊躇なく捨てるけどね。
油で炒めて唐辛子と砂糖、醤油で味を付け最後にごま油を垂らして
ピリ辛大根の皮。食感も良くお通し感覚でちょうどいい。
赤味噌風呂から出てきてもらいます。
どて串だがね。
牛スジの代りにホルモンでもいいし串に刺す意味もあまりない。ただの雰囲気。
牛スジは当然コジリシャ〜ス!なんだけどコンニャクが予想以上に旨かった。
味が入りやすいように手でちぎった甲斐があったかな。
お大根様はちょっと湯当たり気味だけど全身に煮汁を溜め込みいい感じ。
最後はもちろんアレしちゃう
赤味噌に馴染みのない人にはこの色彩に耐えられないかもしれないが
甘くてしょっぱく素材の味とかお出汁の味とは無縁の旨さがあるよ(笑)
鍋の中にはいっぱい味噌の煮汁が残った。
これをどう使うかを考えなきゃだな。