パッガパオムーサップ(風)
挽き肉は牛、豚、鶏、合挽き問わずよく値引きシールが付いている。
だから他にコジれなかったり閃きがないと所謂、ガパオによく逃げる。
ガパオとはホーリーバジルのことでタイ風挽き肉ご飯のことではない。
だからイカのガパオ(炒め)もあれば貝のガパオもある。
と、ニワカ知識を開陳したところでやるのは結局挽き肉のガパオ。
今回はムーサップ(豚のミンチ)。
今日の主なキャスト達。
この黒豚シュウマイはコジキ用語で言う「コジリ寄せ」
何も考えずコジッたものの使うアテもなく持て余したまま
本来の消費期限とは関係なくいよいよヤバい状態になり
無理やり消費するという意味。
コジリ寄せ待ちの間にダメになってしまう不運な子達も稀にいる。
これはコジる者として一番やってはいけないこと。
ただただ己を恥じながら破棄する食材に申し訳なく思う。
まぁコイツはぎりぎり助かったんだからそんなことはどうでもいい。
焼かずに揚げてコジッたカットサラダ諸共スイートチリソースをかけて
なんとなくタイっぽくしてみました、みたいな。
空芯菜をカルディの素を使って手抜きタイ風炒めにするつもりが素が見当たらない。
使ってしまったのか記憶が曖昧だが無きゃ作るしかない。
ナンプラー、オイスターソース、酒、タイの味噌みたいなのの代りに赤味噌
それとニンニクみじん切り。
だいたいこんなの混ぜて唐辛子入れてライム絞ればなんでもタイっぽくなる。
気がする。
ニンニク、唐辛子と空芯菜入れて仕上げに↑のタイっぽい合わせ調味料で炒める。
タイ人に食わせたら何て言うかは知らんけどタイっぽい味がする。
中華風の青菜炒めで空芯菜ってなんとも言えない粘りが嫌いなんだが
ここまで味が濃いと粘りは味に吸収され食感の良さが勝るのでこれはいいかも。
そしていよいよ
これもカルディの素がラク。
100円ちょっとで何も用意せず混ぜるだけだからね。
ただ、デフォで結構辛いので唐辛子の辛味が苦手な人はにオススメしない。
豚の挽き肉炒めてそこに
で使った余りのスイートバジルを大量に投入。
ホーリーバジルなんて売ってるの見たことないしこれで十分だろ。
(入れずに素だけでも本格的な味になるよ)で素投入。
やりながら卵を揚げ焼き。
ほいっ
これは5月にタイで80バーツ(約280円)で食ったやつ。
で、今回の完成品は
うーん、やっぱり本物はシンプルながら物言わぬ存在感がある。
挽き肉の粒がでかいし。
夜の街も楽しかったし。
これはこれでそれなりにコジリシャス!
これ作る前に明日の仕込みもしちゃったので明日はラクできるかな。
では。