うざっ!うまっ!と唸ってみる
白米、おかず、味噌汁というオーソドックスな物を食べたいと思いつつ
昨日はとりの日に遭遇してしまったから繰延べになったものの
既にそのネタはコジッてある。
にも関わらず帰宅途中のスーパーの前を素通りできず吸い込まれてしまう。
もう動物や虫と同じで習性というやつだろうな。
では汚料理開始。
キュウリとビミョーなコジり率な生ワカメ
砂糖、粉末出汁、酢、醤油少々で下準備その1完了。
それとは別に溶き卵、砂糖、粉末出汁、醤油少々で下準備その2完了。
では本日の主役に登場していただきましょう。これぞコジりの華!
このコジり効果の大きさにジュンジュンきちゃうっ!
両方半額で揃えられず片方30%なのが悔しい。
白焼きは少々、タレ付きの蒲焼きは大量に30%シールが付いてたから
夕方くれば全部半額じゃね?と更に卑しい気分になるも、頑張らない
がマイルールなのでこれがご縁と思いこいつらを連れて帰る。
ハッキリ言って白焼きは有り難い。
あの見栄えと食欲をそそる為に塗りたくってるタレが温め直しをマズくする。
アレを買ってもどうせお湯で洗い流すので最初からない方が手間が省ける。
酒を振りかけホイルで3分くらい蒸し焼きにしたらタレ(市販)塗って焼いて
タレ塗って焼いてと2度繰り返し
半分を食べ易い大きさにカット
下準備その1にスライスしたキュウリと生ワカメを混ぜて
うな様にご登壇いただきます。
子供の頃、このキュウリとワカメの酢の物考えた奴バカジャネーの?
って思うくらいおかず的要素が希薄な上、全く美味しくないのに
親に無理やり食わされて嫌悪感しかなかったのだが、まさか自分で
金払って材料買って作るようになるとは。
歳を食わないと良さがわからないことっていっぱいあるね。
温かいうな様と冷たい酢の物、うな様の脂と酢のサッパリ、
相反する温度と味が口の中で倒錯感を生みもうなんかエロい。
さ、次。
うな様残りの半分はカットせず豪快に卵で包んでいく
もっと立体的な物をイメージしてたのだが、うな様に対し卵が少なかったかな
まあこれはこれで店ではお目にかかれないウナギ率の高いう巻きではないか。
結局さ、グルメ番組なんかで空襲や地震の時にタレ壺だけは持って避難した
とかいう話をオマエんとこもかよってくらいよく聞くけど、
焼鳥も鰻も繰り返し本体から出た脂や旨味が溶け込んでるから旨いんだよね。
だからスーパーの取ってつけたようなカラメルだけのタレは旨くない。
と言うことで
白焼き勝負。
コジッたスーパーの鰻焼き直してなに食通気取ってんだこのバカ
と思われても仕方がないのだが、コレなかなか旨くてびっくりした。
流通技術が昔とは段違いに上がってるんだろうね。
ゴムっぽさが微塵もなく焼いた所は香ばしく中は柔らかく脂もあって、そう
コジリシャ〜ス!
山葵で白焼きの脂を緩和し、芋焼酎ロックで洗い流した後は
コジッた蕎麦を氷水で締めてサッパリと
結局、また飛び入りコジりで白米、おかず、味噌汁にはならなかったが
なんかもうどうでもよくなってきた。
ここまで読んでいただいて今日のタイトルを読み返すと鳥肌立っちゃうかもね(笑)