掟破りの高級魚
真ん中に鎮座するハタ。高級魚である。
これを手に入れる為に己に課したルールとポリシーを曲げてしまった…
ブログを始めた時の投稿に掲げたのが↓
【コジりルールとポリシー】
・頑張って安売りの時間は狙わない。行った時に安くなっている物を買う。
・賞味期限、消費期限は気にしない。食えるか食えないかは自分で決める。
・カロリー?栄誉バランス?都合よくシールついてたら考える。
・節約を第一義としていないので結果全然安くなくても悲しまない。
・シールが付いてる物から着想するのであって全てセール品のみには拘らない。
他人にとってはどーでもいいルールだと思うけど
自分にとってもどーでもいいルール
実はこのハタは狙ってゲットしちゃった。
連休の前日、スーパーに行った時に目撃した。
このハタ1980円ともうひと回り大きい容器に入ったクエ2500円。
既に20%引きのシールがついていた。
言っちゃ申し訳ないけと、こんな田舎じゃその値段でなかなか買わないって。
それが金曜の夕方かな。賞味期限は土曜日まで。
パターンでいくとこの時間に40%のシールがついててもおかしくない。
モノが高いだけに引っ張る作戦かな?と後ろ髪ひかれながら諦める。
土曜日。
天気もいいし毎日作るのも飽きるし街まで飲みに行くかなと考え
若い奴の言うワンチャンあれば魚、ダメなら飲みに行こう。
と、わざわざコジリに行ってみた。
時間は16時。もっと早くに下げてるかもしれない。
本命、クエ。
まさに出ようとした時、仕事の大切なお客様からご相談の電話が。…30分。
17時近くにスーパー到着。
やられた…。
やられたって他のお客様に失礼極まりないない言い方だけど
やられた…。
昨日3パックあったクエ完売。
20%引きじゃ誰も買わなかったくせに…。
早い時間から下げてたのかな。
しかしハタはあった。
クエとハタ。
イナダとハマチみたいな呼び方の違いで同じ魚種なのかと思ってたら
似てるけど違う魚らしい。ハタの旬は夏、クエは冬。
白身のツルツルした魚だからハタはたまに蒸したりしてる。
違うと知ったらクエ鍋食ってみたかったなぁ。
パックの中でアラとフィレに分けてくれているので
昆布とアラで出汁をとる。
コジッた惣菜で久々の日本酒を飲みつつ煮えるの待ち。
死んだ魚は話さなくても乳白色の身が、高級です!と言ってるね。
死んでなくても話さないんだけど。
熱を通し過ぎて固くしてはいけないので慈しむように少しずつ入れて厳しく監視。
フグっぽい。
口に入れると初めはそんな感じ。
噛むとフグほどの弾力はなく口の中でほぐれる。
味は…ポン酢の味。
この後お決まりの雑炊にして出汁まで美味しくいただきました。
1000円+野菜代なら大満足だね。白菜安いし。
たまには外食したいなとは思うけど、じゃあどこ?と考えると
特別行きたい所もないし、行きたいと思うような寿司屋は高いし
街まで遠いし、じゃあ家でいいかってなっちゃう。